紙の本が好きなので本屋には無くならないでほしいです。
こんにちは、shunです。
昨年から妻の影響でコツコツ積読を解消し始めたら読書習慣が付きました。
知識も娯楽も活字から入ってくる、非常に良い習慣だと思います。
この習慣で私が個人的に良かったなと思う点や、ちょっとイマイチだな、と思った点をまとめたいと思います。
まぁ読書習慣は基本的に良い面ばかりを取り上げられているので、被ってしまうところも多いと思いますが、イマイチな点やオススメの本も紹介していますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!
■読書習慣で良かった点
まず初めに、良かった点。これは非常に良く目にする話なので被ってしまう点もあると思いますが、個人的に良かった点はこの4つ。
・街の本屋がテーマパークになる。
・デジタルデトックスが出来る。
・知識欲があふれ出る。
・教養、これまで無縁だった知識が得られる。
街の本屋がテーマパークになる
以前は特別な場所ではなかった本屋ですが、ある程度読書をするようになるとあら不思議。
好きな作家さんの本が並んでいるのを見たり、気になる本を探したり、次読む本は何が良いのか悩んでみたり。
目当ての参考書か漫画を探すだけだった本屋が、いつの間にかなんの予定もないのに自分からふらっと立ち寄って、まだ積読が何冊もあるのに次は何を読もうか。あっちもいいな。こっちもいいなと目移りしてしまう、最高に楽しい特別な場所になりました。
家の近所にディズニーやユニバが複数現れたような、そんな感覚を是非体験できるようになってください!
今となっては本屋に行く、気になる本が見つかる。
ついつい買ってしまう、積読が増えるがついつい本屋に行く、気になる本が見つかる。積読が増えるという沼にどっぷり浸かってしまっています。笑
デジタルデトックスが出来る
現代人の悩みの種の一つである、スマホ依存。
これを問題視している人にとっては、意識せずに出来るデジタルデトックスは魅力的なことではないでしょうか。
私自身もスマホ依存気味なところがあり、日がな一日スマホを見ていることがありました。
読書習慣が身についてからは、電車の移動中や何かを待っている時間、土日の昼下がりなどに本を読むようになり、自然とスマホから遠のきました。
知識欲があふれ出る
単に読書といっても小説だったり実用書だったり参考書、雑誌など様々。
どれを読んでも、自分の知らない知識(初めて聞く単語だったり、読めない漢字意味の分からない言い回しなど)がたくさん潜んでいます。
こうした未知との遭遇を重ねると、不思議とそれらを知りたい、理解したいと思い始めます。
そして、自分から全く知識のないジャンルの本にまで、興味の幅が広がっていくんですね!
教養、これまで無縁だった知識が得られる
知識欲があふれてきた結果、自分とは無縁の書籍にも興味の目が向かっていきます。
この知識欲の幅、私の経験上限りがないのが特徴です。
ではなぜ知識欲があふれ出るのか。
それは、本屋ではあらゆるジャンルの本が陳列されていて、自分で得選ばなくてもそれらの情報が目に入ってきます。
それらの魅力的なタイトルや表紙が興味関心に訴えかけてくるため、自分とは全く無縁の本でも、ついつい購入してしまうというわけです!
ただ、この段階にくるまでには、やはり読書習慣がついて気が付いたら足が本屋に向かっているようにならないといけません。
ここまでくれば、教養も知識も、自然と増えていき人生が豊かになります。
このように、自分のすでに知っていること以外、興味のあること以外の情報が得られるのは本屋の良いところですね。
ネットやYoutubeとの最大の違いですね。
■読書習慣が身についてイマイチだった点
では逆にイマイチだった点、困った点を挙げてみます。
こちらに関しては、改善するためのポイントも合わせて紹介しているので、参考になればと思います。
・本を読む時間が長くなり、他の趣味と距離が出来る。 → 速読
・コンスタントに本が増えていくので、想像以上に場所をとる。 → 本を売るアフィリエイト、電子書籍
・高価な本も多いため、出費が増える → 図書館、本を売るアフィリエイト
ほかの趣味と距離が出来る
読書習慣が身につくと、あれも読みたいこれも読みたいと、気になる本が次から次へと湧いて出てきます。
それは新しい本だけでなく、古い本の発見という意味でも同じで、本屋に行く頻度が高くなればなるほど読書時間も増えていきます。
なので、読書時間や本屋パトロールに行く時間を確保しつつほかの趣味、これまでの趣味をこれまでのペースで継続するのが難しくなってし舞うのです。
そこで私が少しばかり興味をもったのが速読です。
元々妻が習い事で速読をやっていたので存在は知っていたのですが、読書に掛ける時間が長くなり、読みたい本が増えれば増えるほど時間確保の意味で速読が気になってしまいます。
調べてみると、速読のお教室や速読のための速脳協会なるものがあるようです。
本気で時間に悩んだら、速読を鍛えてみるのも良いかもしれません。
想像以上に場所をとる
数冊程度の本なら場所を取らないことは皆さまご存じだと思います。
しかし、これが毎月数冊ずつ増えていくと、あっという間に本棚は埋まり、本棚の外まで本が積んである状況になります。
大きな本棚を置けるスペースがあったり、そもそも家が広ければ問題もないかとおもいますが一人暮らしの大学生や家に大金を掛けられない若年サラリーマンなどは無限に増えていく本を保管する場所に困ってしまうと思います。
そこで、私は本当にお気に入りの本や自分にとって価値のあると思う本以外は売ってしまうようにしています。
本との別れは寂しいものですが、次の本との出会いに繋がると思い売ってしまうのが最善と考えることにしています。
電子書籍も良いなと思って調べてはいるのですが、kindleではこの本が買えるけどこっちは買えない。楽天ではこっちが買えるけどこっちは買えない。
そもそもこの作家さんは電子書籍化していないなど、悩む点が多すぎて未だ手を出せていない現状、本が増えてしまうのはやはり止められないですね。
出費が増える
参考書や実用書が高価なのはもちろんですが、小説も複数買えばすぐにそれらと同等の金額に届いてしまいます。
それどころか、最近では小説ばかり読んでいるのですぐに超えてきてしまいます…。
コンテンツとして非常に面白いので、価格以上の価値は得られているのですが如何せん毎月稼げるサラリーには上限というか、決まりがあるわけで。
不要になったものをメルカリなどで売ってしまうことは既にやっていて、なおかつ自分が本当に必要だと感じるもの以外をあまり買わないので売れるもの自体が少ないのではやり出費という面では非常にもどかしいのが現実です。
こうして、お気に入り以外の本も手離れしていくわけなんですね…。
■紙の本が好きな理由
読書習慣が身についてイマイチだった点では紙の本は場所をとることがデメリットと上げていましたが、それでも紙の本が好きな理由があります。
一部の他人には割と簡単に共感してもらえることだとおもいますが、紙の本は手元に残るのがポイントです。
コレクター性に訴えかけてくるというか、家の本棚が自分だけの、自分に最適な本棚になるのが視覚的に良くわかりるのが良いですよね。
まるで自分だけの本屋みたいで非常に気分が良いんです。
例えば並び順。
単にあいうえお順と言っても、出版社ごとなのか、作者ごとなのか、タイトルごとなのか。
ジャンルごとでも面白いですね。
○○系の参考書、実用書、小説。
次に読む本は手に取りやすいように、表紙が見やすいように並べたり、可能なら平置きしたいくらいです!
合わせて使いたいアプリ
昨年末から始めたブクログというアプリ。
これが個人的には割と相性が良くて、読んだ本をアプリ内の本棚に積み重ねていけるんです。
このアプリを使っていて個人的に良いところが
・積読をリスト化して把握できる
・毎月読んだ本をリスト化できる
・まだ購入していない本をリスト化できる
・これらをまとめて把握できる
ブクログでは本を探すとき、バーコードを読み取るだけで良くて、検索するのが非常に楽で文字を打ち込む必要がないのも良いところです。
読んだ本はリアル本棚でコレクションして、積読や未購入品はブクログで管理する。
今の自分のスタイルにはこれが一番合っている気がします。
■技術書、参考書も読み物として面白い
漫画や小説が面白いと感じるのは当たり前のことだと思います。
しかし、読んでみると技術書や参考書も、純粋に読み物として面白いということを知っていますか?
全くゼロ知識の状態で専門度合の高い本を読んでも理解が追いつかずに楽しめないのは当然ですが、入門系の書籍やわかりやすく解説している系の書籍は、専門用語の説明から始めてくれるものが多く、理解できるので非常に楽しめる内容となっています。
例えば、私が最近読んだ中で面白かったのがコレ。
まるで異なる種類の本ですが、入門系で初歩の初歩から解説してくれているので、非常に面白い内容になっています。
こうした本は面白いだけでなく、専門的な知識を入れる前段階としても都合がよくて、中学生くらいのお子さんでも、何か新しいことに興味を持つきっかけとして良いのではないかと思っています。
■共有したい面白さ オススメ書籍 3選
最後に、これまで読んだ中で個人的に記憶に残っているオススメできる小説をいくつか紹介したいと思います。
十角館の殺人
まず初めに、ミステリー好きなら誰もが知る超名作、『十角館の殺人』綾辻行人
最初は登場人物の名前(作中でのあだ名)が海外作家の名前なのでとっつきにくい印象を受けましたが、スピーディな展開と最後の最後で訪れる、頭が混乱するような衝撃。
未だこれを超える超展開とは巡り合えていません!
万能鑑定士Qシリーズ
次に、紹介するのが、『万能鑑定士Q』シリーズ、松岡圭祐
キャッチフレーズ「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」というだけあって、面白い、怖くない、知恵、知識欲をそそられる、素晴らしすぎるシリーズです。
大抵のミステリはまずだれか犠牲者が出たり、不気味な雰囲気をまといがちです。
しかし、万能鑑定士Qシリーズはそういったことが無いので、こどものミステリ入門に最も適したシリーズだと思います。
知識、知恵、常に考える習慣を育みたいならまずはこれから始めるのがオススメ!
バーティミアス
次は海外作品から、『バーティミアス』シリーズ、ジョナサン・ストラウド。
現代社会に近いけど魔術師や妖精が存在するファンタジー小説で、主人公の成長と目的達成に全力になることの大切さが良くわかる良作です。
中学の頃に読んだ本ですが、未だ思い出すことの多い思い出の一作。
トータル9巻もあるのでちょっと長いけど、子供向け作品です。
本格ミステリ、ライトミステリ、ファンタジーの入門として、それぞれ3作品を紹介しました。
すこし偏りがありますが、どれも読みやすくて記憶に残る個人的良作ですので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
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